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着物溺愛会の当番日記

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汗っかきの必需品

汗っかきの必需品_b0110153_1511112.jpg着物姿に洋傘・ハンドバック・レースのハンカチ、なんて言うのもキュートで可愛いものだけど、着物姿で粋を目指すならば、やはり小道具類を始めとする持ち物にもこだわってみたい。

と、言う事で夏は誰でも多少に関わらず汗をかくわけだが、吸湿性に優れ、且つバシバシと洗濯してもヘタれず、頬被りをすると人相も隠せる(?)とても重宝なアイテムが「手ぬぐい」。
6/23付の日経新聞によると、ロフト全店の手ぬぐい売上高は、5月が前年同月比50%増、6月も40%超の売れ行きを見込んでいるという。
今まで気が付かなかったけれど、エキサイトの中にもこんな特集記事があったよ。↓
手ぬぐいのススメ(excite.ism)

画像は手ぬぐいの朱鳥HPよりお借りしました

<手ぬぐいの歴史>
平安時代には神事の際の装身具として使われていました。布が貴重品だったため奈良時代にも庶民には浸透せず鎌倉時代から少しずつ普及し始めました。江戸時代には綿の栽培が各地で行われるようになり、手拭いは生活必需品として定着していきました。機能性だけではなく、芸術性を重視されるようになるのはこの頃で「手拭い合わせ」という催しが粋な人々の間で広がり、それぞれの考案したデザインを手拭いに染めて競い合いました。それにより染めの技術も発達していきました。明治時代に入って「注染」という染めの技法が考案され、染め業界に大変革が起こりました。昭和のころには、手拭いを趣味とした会が出来るなど日常品の枠を超えて全国に拡がっていきました。今ではさまざまな色柄のてぬぐいが生まれ、自由な発想で使われています。(株式会社かまわぬHPより引用)

売れ筋商品の価格帯は800円~1,000円だそう。気軽にお洒落に楽しめる値段である事も、人気の秘密であろう。着物や浴衣はもちろんのこと、甚平やジーンズ姿の時にも、頭にパイレーツ巻きの手ぬぐいなんて言うのもおしゃれだ。

(汗かき大将/富貴の牡丹

by kirakushu | 2006-06-26 15:13 | 身の回り